平昌オリンピックが終わりました。
ちょうどいくつかの仕事の締めが重なっていつつも、TVから目が離せない日々でした。
どんな競技に注目していましたか?
原選手、平野選手、渡部選手、小平選手、高木菜那選手、高木美帆選手、
たくさんのメダリストが生まれる瞬間に立ち会いました。
フィギュア男子のフリーの最後の3人、
羽生選手、フェルナンデス選手、宇野選手の演技はノーカットで全てみて、ポロポロと涙が。
見て!見て!すごいよ!と息子に声をかけても、全く見向きもしてくれなくて。
なのに、息子に、ママ見て!と言われたのは、カーリング。
これ、すごい面白いよ!!
と息子が言ったのは、まだ、そだねージャパンが注目される前。
なんなんだ、息子。笑
カーリングの試合時間は3時間。全ては見られなかったですが、
確かに面白い。ルールも何となく分かってきて、手に汗にぎりました。
選抜チームではなくて、既存のチームというのがすごくいい。
チーム力を感じました。
カーリング男子チームのドキュメントも観ました。
生活を維持しながら競技を続ける大変さは、両立起業にも通じるものがあると思いました。
当然のこと、出場選手4人に注目が集まるわけなんですが、
私がどんどん惹かれていったのは、本橋選手、マリリンです。
戦力外になった選手を呼び寄せ、自分の地元で、LS北見というチームを立上げ、
お金を集めて、世界一のカーリングチームを目指した立役者。
当時、26歳だったそうです。
五輪の舞台で、キャプテンを務めながら、若手に経験を譲り、
アイスの状態を深夜まで確かめ、もぐもぐタイムのフルーツを用意し、
サポートに徹した本橋選手が、目にいっぱい涙をためて、銅メダルを手に言いました。
「主人と子どもに会いたいです。」
その姿に心が震えて、同時に共感を覚えました。
私がITベンチャーの役員になったのが26歳。
今こうして、夢や想いを叶えたい女性のサポートをしているなんて、
想像もしていなかった私です。
当時も、社員全員にパフォーマンスを最大限発揮してもらうことばかり考えていました。
そして、何かを実現するために、必要なお金を集め、人を集め、
どう実行していくかを組み立てて、行動し、実現していく。
私がしていることは、当時も今も、同じことです。
両立起業で金メダルはとれないかなと思います。
羽生選手が言っていた言葉を借りれば、「他の夢は全て捨ててきた。」
両立起業は、文字通り、両立を目指しています。
大切なものは手放さず、想いを実現する方法はきっとあります。
自分が幸せになる方法もきっとある。
でも、期限付きで、全てを捨ててでも、叶えたい想いがある。
それを実現するために、全てを捧げることができる。
それもとっても幸せなことだと感じました。
たくさんの感動をありがとう!